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| 黄砂のお話 |
| 2011/10/06(木) |
3月から6月は黄砂による症状がみられる季節です。鼻水、咳、喘息症状を起こすことが知られています。ウィキペディアによると黄砂の組成は、主に石英、長石、雲母、緑泥石、カオリナイト、方解石(炭酸カルシウム)、石膏(硫酸カルシウム)、硫酸アンモニウムなどからなります。黄砂は空気中のさまざまな粒子を吸着します。黄砂は上空を浮遊しながら次第に大気中のさまざまな粒子を吸着するため、中国・韓国・日本などの工業地帯を通過した黄砂は硫黄酸化物や窒素酸化物を吸着すると考えられています。2001年にアジアの黄砂発生源を3つに区分(中国西部・中国北部・黄土高原)して行われた黄砂の成分分析では、質量が多い順にケイ素が24–30%、カルシウムが7–12%、アルミニウムが7%、鉄が4–6%、カリウムが2 - 3%、マグネシウムが1–3%ほどを占めていました。 鳥取県衛生環境研究所の調査では、2005年4月に黄砂を含む大気中の成分を調べたところ、平均値に比べてヒ素が22倍、マンガンが13倍、クロムが7倍、ニッケルが3倍という高い数値を記録しており、黄砂の飛来時には大気の成分が通常とは異なることを示唆していることを示しました。 黄砂による症状として、咳、痰、喘息、ただれ、鼻水、痒みといったものがあります。黄砂が多い日には、花粉症、喘息、アトピーなどのアレルギー疾患の悪化が見られます。1995年 - 1998年の春に韓国で行われた疫学調査では、黄砂の飛来時に高齢者の死亡率が2.2%上昇したほか、呼吸器・循環器・眼科の入院率や通院率が上昇したと報告されています。中国の新聞の報道によれば、砂塵の飛散時には肺の感染症・心臓血管の疾病・心筋梗塞・高血圧・脳卒中などの増加が見られるといわれています。 日本などに飛来する黄砂の粒子は非常に細かいため、肺の末端にまで到達するとされていますが、その細かさから到達する量自体はそれほど多くないとされています。また、黄砂自体はアレルギー物質ではないものの、汚染物質が付着したときに何らかの相乗効果を及ぼし、汚染物質が人体に及ぼす悪影響を増幅させている可能性も指摘されています。
対応としてマスクによる予防を行い、症状が続く場合、クリニックを受診下さい。 |
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